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ゆーゆー牧場について

ホテルのゴルフ場だった、太平洋を一望できる広い土地にゆーゆー牧場はあります。

かつては『酪農王国』と呼ばれた八丈島で、2012年からジャージー牛を育てはじめ、

新しいスタイルの離島酪農を目指しています。

牧場見学の際のお願い

当牧場は家畜保健衛生所の指導の下で家畜の伝染性疾病発生予防対策を実施しています。

ご来場の方は以下の注意事項についてご理解とご協力をお願い致します。

・入国又は帰国後1週間以内の方はご入場できません。

・入場可能区域の出入口で、靴の消毒(入口に石灰帯があります)及び手指の消毒を実施しています。

・立入禁止区域には入らないで下さい。

八丈島の

環境を活かした

放牧酪農

海洋性の温暖な気候風土を活かし、自然の恵みが反映する酪農を行っています。牛たちは牛舎につながれることなく、ビロウ椰子の木の下で、強い日差しや雨風をしのぎながら、自然豊かな環境の中で、たくましくのびのびと暮らしています。

牛たちにはできる限り八丈島の伝統的な飼料であるマグサ(八丈ススキ)・明日 葉・カヤなどの島の草を食べさせています。

牧場スタッフと

牛の信頼関係

ジャージー牛は好奇心旺盛で人懐っこく、頭がいい愛らしい牛です。牛が大好きな牧場スタッフの愛情をいっぱいに受けて育ち、搾乳の時間になると自然と集まってきます。名前を呼ばれた牛が自分で搾乳室に入ってきてスムーズに搾乳が行われています。

牧場スタッフ

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牧場長 月ヶ瀬 匠

牛歴20年のベテラン牧場長。2022年に移住してきました。牧場一の牛好きです。
休日は釣りをしてのんびり生活しています。
東京都立瑞穂農芸高等学校 卒
磯沼ミルクファーム 18年勤務

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岡田 恵奈

牛の仕事がしたくて移住しました。夢だった牛の仕事が出来てとても幸せです。カメラロールはゆーゆー牧場の牛だらけ!

北里大学獣医学部動物資源科学科 卒

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上野 成仁

牛を放牧で養いたくて移住しました。将来は地元宮崎で牛に優しい飼い方での経営を 目指してます!

宮崎大学農学部 畜産別科 卒

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金山 永花

6次産業に携わりたくて移住しました。
牛乳工場でプリンやジェラートの製造にも携わっています。牛に囲まれて、楽しい島生活を送っています!
埼玉県立農業大学校酪農学科酪農専攻 卒

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​トシオジ

マグサのスペシャリスト。若い牧場スタッフにも愛され慕われるレジェンド島人。

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パートナー 鈴木淳平

カルディアファーム養鶏場 場長
明日葉栽培をするため2018年に移住。'22年に念願の平飼い養鶏を開始。
離島ゆえの難しさと奮闘しながら、鶏の健康を第一に考え、美味しい卵を提供できるよう日々精進しています。たまに鶏の頭にかじりつく「トリキチ」。

日本農業経営大学校 卒

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ユリコ

2019年生まれの搾乳牛。
ジャージー牛なのに、ホルスタインのような白斑模様が特徴のゆーゆー牧場のアイドル牛です。
マイペースで人懐っこく、名前を呼ぶと振り向いてくれるのでぜひ呼んでみてね。

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マグサは八丈ススキとも言われる八丈島独特の牛の飼料です。昔の島人イマゾウさんが、数あるススキの中から選び出し、育て増やして固定化させました。どこの家でもマグサを牛にあげていました。八丈島が昔、牛の島だったのは、このマグサのおかげなのです。

島唯一の酪農家となったゆーゆー牧場の牛たちにも、もっともっとたくさんマグサをあげたい。その思いから、マグサをひと株ずつ手植えしています。時間はかかりますが、ゆっくり着実にすすめていきます。

​八丈島と酪農

八丈島にはかつて「酪農王国」の名を馳せるほど隆盛した時代がありました。森永乳業が練乳工場を置き、1963年(昭和38年)ころには17,000頭もの乳牛が飼養されていました。学校給食では八丈島の牛乳が出されていました。

しかし八丈島の酪農は産業構造の変化の中で次第に衰退し、現在の八丈島の酪農経営は、ゆーゆー牧場だけになっています。


私たちは、島の酪農の歴史を引き継ぐとともに、島内外から愛され、求められる牛乳作りを続けていきます。

島の子供たちの健やかな成長、高齢者の健康づくりにも貢献する牛乳・乳製品を、安定して生産できる体制づくりを進めます。

地域の皆様、そして牛たちの力を借りて、末永く愛される牧場を目指していきます。

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